2008年 10月 31日
モダンタイムス |
モダンタイムス (Morning NOVELS)
伊坂 幸太郎 / / 講談社
伊坂さんの最新作!!
ゴールデンスランバーに続く、かなりずっしりとした長編です。 読み応え抜群でした。
あとがきで書かれてるのですが「魔王」の続編です。
って全然気づかなかった私って・・・。
「魔王」も好きなんですが、1回しか読んでないし、伊坂さんの作品の中では私的に思いいれが少ない方の作品だからかも?
そして、「ゴールデンスランバー」と平行して書かれてたそうで、どことなく似たところもあるお話でした。
システムエンジニアの主人公が関わったある仕事から、数年前に起こった大事件と関わる出来事に巻き込まれていくというお話。
とにかく、敵というか主人公が暴こうとする謎には国家レベルの陰謀みたいなものが関わってて、とにかくスケールが大きいんですよね、そこが「ゴールデンスランバー」と似たところかも。
物語は今から数十年後の近未来の世界なのですが、いろんなことがシステム化された世界なんです。
まあ、現在もそれほど変わらないと思いますが。
自分達は気づいてないだけで、私たちも大きなシステムの中で暮らしているといっても過言じゃないですよね。
会社に勤めてれば組織の一員で自分の情報をある程度は握られてます。
勤めてなくても、クレジットカードを持ってたり、銀行に口座を持ってたり、病院へ行ってたり・・・と、何にも属さないで生きていくのって、現代ではかなり難しいですよね。
国も番号をつけたりして国民をある意味管理してますしね(笑)
例えば、情報を操作して国民を洗脳したり、ある重大事件を隠すために特定の人たちの口を封じたりってことが、私たちが知らないだけで成されてるかもしれない・・・。
な~んてことを考えさせられる、ある意味すごい怖いお話でした。
インターネットの検索から事件に巻き込まれるので、むやみに検索するのもちょっと怖いな~なんて思ったほどです(笑)
私は就職した時SEで会社に入ったので、ほんの2年ほどですがSEの経験があります。
だから、物語の中で、懐かしい言葉がちょこちょこ出てきて、ちょっとうれしかったです(笑)
とにかく、すごくいろいろ考えさせられるお話で、私はちょっと疲れました。
結構ハードボイルドだったんで。
でも、それだけ話には深く入ってしまったということで、伊坂さんはやっぱりすごいなぁと再認識した作品でしたよ。
伊坂 幸太郎 / / 講談社
伊坂さんの最新作!!
ゴールデンスランバーに続く、かなりずっしりとした長編です。 読み応え抜群でした。
あとがきで書かれてるのですが「魔王」の続編です。
って全然気づかなかった私って・・・。
「魔王」も好きなんですが、1回しか読んでないし、伊坂さんの作品の中では私的に思いいれが少ない方の作品だからかも?
そして、「ゴールデンスランバー」と平行して書かれてたそうで、どことなく似たところもあるお話でした。
システムエンジニアの主人公が関わったある仕事から、数年前に起こった大事件と関わる出来事に巻き込まれていくというお話。
とにかく、敵というか主人公が暴こうとする謎には国家レベルの陰謀みたいなものが関わってて、とにかくスケールが大きいんですよね、そこが「ゴールデンスランバー」と似たところかも。
物語は今から数十年後の近未来の世界なのですが、いろんなことがシステム化された世界なんです。
まあ、現在もそれほど変わらないと思いますが。
自分達は気づいてないだけで、私たちも大きなシステムの中で暮らしているといっても過言じゃないですよね。
会社に勤めてれば組織の一員で自分の情報をある程度は握られてます。
勤めてなくても、クレジットカードを持ってたり、銀行に口座を持ってたり、病院へ行ってたり・・・と、何にも属さないで生きていくのって、現代ではかなり難しいですよね。
国も番号をつけたりして国民をある意味管理してますしね(笑)
例えば、情報を操作して国民を洗脳したり、ある重大事件を隠すために特定の人たちの口を封じたりってことが、私たちが知らないだけで成されてるかもしれない・・・。
な~んてことを考えさせられる、ある意味すごい怖いお話でした。
インターネットの検索から事件に巻き込まれるので、むやみに検索するのもちょっと怖いな~なんて思ったほどです(笑)
私は就職した時SEで会社に入ったので、ほんの2年ほどですがSEの経験があります。
だから、物語の中で、懐かしい言葉がちょこちょこ出てきて、ちょっとうれしかったです(笑)
とにかく、すごくいろいろ考えさせられるお話で、私はちょっと疲れました。
結構ハードボイルドだったんで。
でも、それだけ話には深く入ってしまったということで、伊坂さんはやっぱりすごいなぁと再認識した作品でしたよ。
by yamakun0521
| 2008-10-31 15:20
| 読書