2007年 05月 26日
グラスホッパー |
グラスホッパー
伊坂 幸太郎 / / 角川書店
久しぶりの伊坂フェアです(笑)
順番から行くと、次は「チルドレン」なのですが、なぜかどこを探しても見つからなくて夫に問い合わせると「古本市場へ持って行ったかも・・・・」だと~!!
で、肩を落としつつ、今回は「グラスホッパー」を。
かなりハードボイルドなこの小説。闇の世界の職業の方々がどんどん出てきます。
殺し屋、自殺屋、押し屋、劇団・・・。
もちろんフィクションの世界ではありますが、もしかしたら・・・ な~んて考えると、ゾクッとしてしまいます。
ちなみに、自殺屋とは、ターゲットを自殺に追い込むプロ。
押し屋はその名の通り、電車や車へ人を押して轢かせるプロ。
劇団はいろいろな場面に応じて「サクラ」になる人たち。
妻を理不尽に殺された主人公が、復讐を果たすため、犯人の父親が経営する怪しい組織に潜り込むことから、巻き込まれていく物語なのですが、所々にその奥さんとのエピソードや言葉が出てきて、ちょっと切なくなります。
はじめ散り散りの登場人物たちが、やがて集まってきて、張られた伏線が最後にどんどん利いてくるといった、伊坂作品独特の楽しさも存分に味わえます。
でも、闇の人たちばっかりの話だからか、どんどん人が死んでいって、ハードボイルドそんなに得意じゃない私には、ちょっと重い感じもあります。
いや~本当に普通の一般人は絶対に足を踏み入れちゃいけない世界だよな~足がガクガクする感じ?
本当に、生活に変な刺激なんていりません。
何事もなく過ぎていく毎日が幸せなんだよね~としみじみ感じる作品でした。
伊坂 幸太郎 / / 角川書店
久しぶりの伊坂フェアです(笑)
順番から行くと、次は「チルドレン」なのですが、なぜかどこを探しても見つからなくて夫に問い合わせると「古本市場へ持って行ったかも・・・・」だと~!!
で、肩を落としつつ、今回は「グラスホッパー」を。
かなりハードボイルドなこの小説。闇の世界の職業の方々がどんどん出てきます。
殺し屋、自殺屋、押し屋、劇団・・・。
もちろんフィクションの世界ではありますが、もしかしたら・・・ な~んて考えると、ゾクッとしてしまいます。
ちなみに、自殺屋とは、ターゲットを自殺に追い込むプロ。
押し屋はその名の通り、電車や車へ人を押して轢かせるプロ。
劇団はいろいろな場面に応じて「サクラ」になる人たち。
妻を理不尽に殺された主人公が、復讐を果たすため、犯人の父親が経営する怪しい組織に潜り込むことから、巻き込まれていく物語なのですが、所々にその奥さんとのエピソードや言葉が出てきて、ちょっと切なくなります。
はじめ散り散りの登場人物たちが、やがて集まってきて、張られた伏線が最後にどんどん利いてくるといった、伊坂作品独特の楽しさも存分に味わえます。
でも、闇の人たちばっかりの話だからか、どんどん人が死んでいって、ハードボイルドそんなに得意じゃない私には、ちょっと重い感じもあります。
いや~本当に普通の一般人は絶対に足を踏み入れちゃいけない世界だよな~足がガクガクする感じ?
本当に、生活に変な刺激なんていりません。
何事もなく過ぎていく毎日が幸せなんだよね~としみじみ感じる作品でした。
by yamakun0521
| 2007-05-26 00:53
| 読書